2018年 05月 01日 ( 1 )

サンレンズへの道

サンレンズへの道
1970年代におそらく全盛期を迎えていたサンレンズ。設立は1961年
 倒産は1984年となっているが、当時はゴトー・サンという会社名だった。元々は、上代(かじろ)光学研究所が前身で戦後に、サン光機→サンレンズ→ゴトー・サンと変わっていった。

ブランドの由来
サンのブランド 戦後に新しい出資者が3人いたため、サンという名前となったという事の様です。(上代家からの説明)

ゴトー・サンのゴトーは後藤氏が経営責任者になった事によるものらしい。

 サンレンズは安価なズームレンズが主体として、ラインナップを揃えていた。しかし、単焦点レンズも24~400mmまでのレンズ生産していた。

1982年 ラインナップ
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しかし、稼ぎ頭はズームレンズだった様で、現在市場にあるのはほとんどがズームレンズとなっている。

それと輸出も精力的に行っていた様で現在では、海外の方が、手に入れやすいと思われる。

その中で今回紹介するのは、1978年当時発売されていたマクロ38です。
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 38-90mm f3.5 マクロ接写は全域で30cmという他に類を見ないレンズです。2リング式のズームで、マクロ域はボタンロック解除で1:10~1:4までの撮影が可能、この時のみ倍率表示が現れる非常に凝った作りのレンズです。このロックスイッチがリングを戻すと最後にカチッとロック音がするんです。この音惚れ惚れします。
レンズも一見F2.8の様な大口径風で、がっしりとしたデザインが見られます。コスト削減せずに作られた技術の固まりです。
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 ピントリング並びにマクロリング共にスムーズで、生産から約40年が経過しているのが嘘のような状態です。コニカAR用です。

 デザイン面ではくびれがある感じが、最近のAFレンズには無いデザインで格好いい。
使用感も悪くなく、多少重さはある物の、操作感は良かったです。
 但し、さすがに開放付近では甘い感じがします。それとマルチコートですが逆光では派手なゴーストも出ます。この点は40年前のレンズでもあり、逆に楽しめるレンズです。(笑

作例 α7RⅢ+LM-EA7 たまたまカメラもⅢですね。
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 サン光機の技術力は、決して劣っていた訳でも無いと思います。只、宣伝等がうまく出来なかった様です。(コスト面?)

 こうして夜な夜なサンズーム探索の道は続くのであった。





by MAXY53 | 2018-05-01 11:48 | オールド・ズームレンズの逆襲 | Comments(0)

いらっしゃいませ 美味しいレンズをどうぞ!


by 連豆
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