半年程前に買ったレンズでとっくに記憶から消されていたレンズがあった。
KIRON 28mm f2 という名前である。 私も最近まで全く知らないレンズメーカーなのでちょっと調べてみた。
これは、日本のキノ精密工業製の製品。キノ精密工業はアメリカの交換レンズブランド「Vivitrar」にレンズを供給していたサプライヤーメーカーとしてアメリカでは有名だ。その後、メレスグリオ社と名前が変わって存続していたが2016年京セラ株式会社(社長:山口 悟郎、以下:京セラ)は、光学部品事業のさらなる強化を図るため、米国IDEX Corporation(会長兼CEO:Andrew K. Silvernail)の子会社で光学部品専業メーカーであるメレスグリオ株式会社(社長:小野 嗣典、以下:メレスグリオ)の全株式を取得し、子会社化した。
京セラグループでは、子会社の京セラオプテック株式会社が有るが、ここには富岡光学が吸収されているわけで、奇しくも昔のレンズメーカーが力を合わせ京セラを支える形になった。
KIRONブランドは1980~1989年まで作られていた様ですが、ほとんど輸出専門だったと思われ日本では、あまり見かけません。
個性あるレンズと言うのを知って、初めて使ってみました。
広角+ボケ α7Ⅱ+LM-EA7+KIRON
最短距離+開放だとなんとバブルボケが見られます。 しかも放射状に流れる感じがまた良いですね。
通常撮影のこのレンズの実力はいかに・・・・
続く