MC MIR-20M 20mm F3.5 (M42マウント)
超広角レンズが欲しいなと思いつつ、まず探したのがカールツァイスイエナのフレクトゴン20mm F2.8でした。ところが出物がほとんど無かったため、代替として候補になったのがミール20mmでした。
でもロシアンレンズの20mmってどうなの?
そこで、参考にしたのがクラシックカメラ専科 モダンクラシック レンズ編の記述でした。とにかくべた誉め状態。
レンズ性能は中央部付近の性能はすばらしい。コントラスト、描写力、解像力ともにツァイスレンズ並か、それをしのぐと言っても差し支えないだろう。(ディスタゴン 21mm比較)
周辺部は被写体によってやや流れる事が確認出来るが、中央部のすばらしさがそれを補ってくれる。
湾曲収差はほとんど無いと言っていい程補正されている。周辺光量の落ち込みも合格点。ただしこれは、後ろに付けるフィルターが補う役目があるようだ。
ぼけも超広角と思えないほど美しい。
以上の文面があり、これを読むと買わずにいられないほどになる。w
最短撮影距離は18cmとフレクトゴンより1cm短い。これも大いに武器になります。
KMZ製MC MIR-20M: 最短撮影距離 18cm, 絞り値 F3.5-F16, 重量(実測)370g, 絞り機構 自動/手動の切り替え式, 絞り羽根は6枚構成, 光学系の構成は8群9枚
MCとなっていてマルチコーティングの様ですが、フレアとかゴーストは出ます。 しかし、それがドラマチックな印象になります。